床のお手入れ
床のお手入れにちょっとした気配りを!
日常のお手入れは、ゴミやホコリを取り除き
乾いた雑巾やモップで拭いてください。
ひどい汚れには、乾拭きの後、硬く絞った雑巾か、
床用洗剤か中性洗剤を含ませた雑巾で、
汚れを拭き取って下さい。
普段の生活で気をつけること
水
木質床材は、本質的に水気を嫌います。長時間濡れたままにしておくと、ヒビ割れやシミ、変色のもとになりますので、すぐに拭き取って下さい。
・観葉植物などの鉢には必ず水受け用の皿などを敷いて下さい。
・窓や縁側からの雨の吹き込みに注意して下さい。
・台所や洗面所周辺など、水が飛び散る恐れのある場所ではマットを敷いて保護して下さい。
光
窓際など直射日光が長時間あたると日焼けによる変色やヒビ割れが生じやすくなります。カーテンやブラインドなどで直射日光を遮って下さい。
重量物
ピアノや冷蔵庫などの重量物の脚部には、小幅の保護板などの緩衝材を敷いて重量を分散させて下さい。また、移動させるときは引きずらないようにご注意下さい。直接置いたり、引きずって移動するとキズのもとになります。ダイニングテーブルや椅子の足にはホームセンターなどで市販されているクッション材など取り付けるとよいでしょう。
床暖房用フローリングをお使いの皆様への注意事項
1.お手入れは必ず電源を切って床表面が冷えてから行ってください。水拭きやワックス掛けも同様です。ワックスが完全に乾いてから床暖の電源を入れてください。床暖中にこれらの作業を行った場合、ヒビ割れ、変色、床暖パネルの故障等の原因になります。
2.家具や食器棚などの重量物は置かないようにしてください。ソファーやベッドは床から5cm以上開いていれば問題はありません。
3.暖房中の放熱を妨げる物は置かないでください。長時間に渡って寝具やカーペットがあると変色の恐れがあります。
これだけは絶対やっちゃダメ!
・床暖パネルの上にスプレー缶等は置かないでください。爆発や火災の危険性があります。
・床暖パネルに釘やビスなどの打ち込みは止めてください。電気式床暖はショートして火災の発生!
温水式は温水パイプが破損して水漏れ!の原因になるので特に注意してください。
こんな時どうすれば...?
皆さんが常日頃何気なく歩いている床材ですが、フローリングのトラブル解消法を少しですがお教えいたしましょう。
フローリングに傷がついてしまった...
小さな傷であれば皆さんでも目立ちにくくすることは可能です。傷の部分に市販されている同色系のクレヨンを塗り込み、はみ出たりした余分なクレヨンを拭き取り、ワックスを掛けましょう。
室内でペットを飼っていますが...
ペットの排泄物をそのまま放置しておくと、水をこぼした以上に変色などでフローリングの美観品質を損なう恐れがあります。直ちに固く絞った雑巾できれいに拭き取ってください。また、ペットの爪でフローリングの表面に傷つける場合もありますので気をつけてください。
ペットのトイレ用凝固材を使っていますが...
凝固材がフローリング表面に散らかり、放置しておくとフローリング表面に細かな傷がつき色が落ちてくることもあります。散らかった凝固剤は早めに清掃してください。
子供がクレヨンで落書きしてしまった...
クレヨン、マジックがフローリング表面に付着してしまったときは、アルコールまたは染み抜き用ベンジンを含ませた布で軽く速やかに拭き取ってください。