住まいのお手入れガイド
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ブラインド・カーテンのお手入れ

普段の生活の中でブラインド&カーテンは
インテリアとしてお使い頂くと同時に、
プライベ-ト空間を守る大切な物ですので
日頃のお手入れが必要となります。
汚れの元となる原因となるホコリには、
大きく分けて2種類のタイプがあります。
空気中から直接吸着するホコリと、
ガラス面から移されるホコリです。
タバコやキッチンの煙が室内にこもったりすると
ホコリが固まって汚れが取れにくく、
また時間がたつほど汚れが取れにくくなるので
適度な頻度でお手入れすることが一番です。

ブラインドのお手入れ

1.ホコリや液垂れに備えて、ブラインドの下にシ-トを敷きます。

ホコリや液垂れに備えて、ブラインドの下にシ-トを敷きます。

2.羽やコ-ドのホコリを、小型ホウキかハンディモップを使って、ざっと払います。

羽やコ-ドのホコリを、小型ホウキかハンディモップを使って、ざっと払います。

3.ゴム手袋の上に軍手を重ねてはめ、洗剤溶液に浸して3~4枚ずつスラット(羽)を指ではさみ、左右に動かしながら表面の汚れを拭いていきます。

スラット(羽)を指ではさみ、左右に動かしながら表面の汚れを拭いていきます。

4.汚れのひどい場合は、1枚ずつ拭いていきます。

汚れのひどい場合は、1枚ずつ拭いていきます。

5.スラット幅の狭い場合は、裏面に手をあて洗剤溶液を含ませた雑巾でスラットの方向に沿って拭いていきます。

スラットの方向に沿って拭いていきます。

6.最後は全体に水拭きし、ブラインドを降ろした状態で自然乾燥して下さい。

カーテンのお手入れ

1.日頃からハタキや掃除機でこまめに掃除出来れば毎日行いたい所ですが、週一回を目安にハタキをかけたり、掃除機で軽く表面のほこりを吸い取って下さい。

軽く表面のほこりを吸い取って下さい。

2.目立つ汚れはすぐに取り除く。ジュ-スのしみや口紅などがカーテンについてしまった場合は、何より早くふき取ることが大切です。何もつけない布で出来るだけ汚れをふき取ってから、衣料用の中性洗剤を水で薄めて、汚れの部分をつまみとる様にふき取ります。又は、裏に布をあてて上から上記の洗剤をたっぷり染み込ませた布でたたき、汚れを下の布に移してしまうのも有効です。又、様々な汚れ落とし用品が市販されていますが、これらを試してみる時は、目立ちにくい所など色落ちしても構わない場所で一度テストしてみることをおすすめします。

目立つ汚れはすぐに取り除く。

3.洗濯をする場合は、必ず取り扱い絵表示に従って下さい。
洗濯機で洗濯する場合 フックを外し、ホコリをよく払い屏風だたみにしたカーテンを1~2枚づつ洗います。水量は最大、水流は弱で40度以下のぬるま湯かお水で、洗剤の制限はありません。漂白剤は酸素系のもので、白のレ-スのみ塩素系を使用しても構いません。又、すすぎのときに柔軟剤を使用すると仕上がりがよくなります。脱水はしわを防ぐために、ある程度たたんだ上で一分程度が目安です。乾燥機は縮みの原因になりますのでご注意を!
手洗いの場合30度以下の水で押し洗いをします。もみ洗いはシワの原因になるので避けて下さい。その他は洗濯機を使用する場合と同じです。
つけ置き洗いの場合汚れのひどいものに効果的で、水温は50~60度以下で30分~1時間程度つけておくのが適当です。
【乾燥方法】
元のレ-ルに戻して吊るか、屋外で干す場合は必ず陰干しにします。その時、全体を軽く引っ張り寸法を合わせ、手で叩いてシワを伸ばします。前記の通り、乾燥機の使用は縮みの原因になります。
【アイロンがけ】
適切な乾燥を行えばアイロンがけが不要になる素材も多いのですが、アイロンがけをする場合はお洗濯の時と同様、必ず絵表示にしたがって下さい。
【クリ-ニングに出す場合】
カーテンからフックを必ず外して、トラブルを避ける為にもカーテンの寸法と絵表示について、双方で確認して下さい。又、特に注意を要するカーテン(裏に特殊な加工をしている生地)の場合は、念入りに洗い方を確認して下さい。

カーテンの素材とお洗濯の目安

カーテンのお洗濯目安

・ドライクリ-ニング表示のもの(厚地):少なくても年1回
・ドライクリ-ニング表示のもの(薄地):少なくても年1回
・ポリエステル素材などの薄手、レース:少なくても年2回

カーテン生地の素材組成と機能について

カーテンに使用されているカーテン生地素材は一般に綿・ポリエステル・アクリル・レ-ヨン・絹等が使用されますがそれぞれの素材の持つ特徴は、一長一短あります。
・綿:吸湿性がよく染めやすく天然繊維の持つ風合がありますが、色落ちしやすくしわになり易く最初は洗い縮みをします。
・ポリエステル:シワになりずらくて形くずれしません。温度にも強いのですが、静電気がおきやすく汚れが付きやすい素材です。
・アクリル:ボリュ-ム保温性に優れ軽くてシワになりにくく色がきれいで色あせしないですが、火に弱い素材です。
・レ-ヨン:吸湿性が良く比較的安価で染色性に優れていますが、吊り伸びや洗い縮みがし易い素材です。
・絹:吸湿性にすぐれ独特の光沢と高級感が有りますが、生地も高価でドライクリーニングが必要です。

レースカーテンやシャワーカーテンなどは一般的にポリエステル生地が多く使われており、繊維が細くて縮まず、シワになりずらくて熱にも強い等の特徴を生かしています。
又、一般のドレープカーテン生地は千差万別で一概にこの素材が良いとか悪いとか言えないので、好みや使用状況、予算を考えてカーテン生地を選びたいものです。防炎性・耐光性・抗菌防臭性・消臭性・遮光性・ハッ水性・防汚性・制電製等いろいろな機能や特徴を持ったカーテン生地もいろいろあって、それぞれ目的や用途に応じたものを選んで使用すると良いでしょう。
又、お洗濯のことも考えて洗濯絵表示や寸法変化率などチェックも大切なことです。 カーテンは、生地素材・色・柄・デザイン・機能の選び方ひとつでお部屋がお洒落になったり、豪華になったり、個性的になったり、お部屋のイメ-ジや使う人に合わせた雰囲気・環境作りが手軽に気楽にできます。その大切なカーテン、お手入れをしっかり行いましょう。

松本・長野・諏訪・上田・安曇野のアルプスピアホーム 
信州に根ざした暖かい住まいづくり